第一回ドローンパイロット交流会 in 大阪

第一回ドローンパイロット交流会 in 大阪

ワンズ株式会社高田代表取締役

第一回ドローンパイロット交流会がクロスホテル大阪(なんば)にて、ワンズ株式会社:高田代表取締役の呼びかけで実施されました。

概要

日時:2017年11月17日金曜日19:00~21:30

場所:クロスホテル大阪(なんば)

参加者:ワンズ株式会社高田代表、株式会社ザシーン村田代表、中安デザイナー、アクシス株式会社杏川代表、GLOBAL SkyPhoto Japan浅埜代表、小比賀アシスタント、モデルのJPさん、自分を含め他2名の計9名

主旨

関西にてドローンパイロット(仕事・プライベート・法人・個人・年齢・性別問わず)が結束をし、一人では無理のあるフライトを実現するため、パイロット同士の横の連携を強化し、【ドローンの操縦性、安全性、危険性、難しさ】の共有と【ドローン事業の展望、仕事の連携、依頼、アシスタント、ネットワーク】の構築を目指します。

内容

まずは自己紹介

会ったことのある人、知り合いの人など関係無しに全員が自己紹介。建築系、写真家、ラジコン操縦士、職人、撮影家、モデル、IT系など様々な分野からドローンに手を出されている実態が浮き彫りに。それだけドローンに対する期待や希望は大きく、これから大きく発展する分野だけに、この多種多様な人材がいかに連携していくかが肝になり、非常に期待の持てる交流会がスタートしたと実感できる幕開けでした。

体験談

ほとんどのパイロットが使用している機体はDJI製で、マビックもしくはファントムの話しを中心に進行。

  • 天候不順による機体操作の恐怖や体験談
  • ゴーホームボタンの殺人的動作や体験談
  • 電波喪失や機体ロストなどの体験談

などなど、ここで紹介すると何ページあっても書ききれないので、ぜひとも経験談やノウハウを知りたい人はこの関西交流会に是非とも参加してほしいと思います。

学校や資格について

ドローン学校や教えられる教程などについて話し合われました。ドローンの学校に通うことの意味や資格などは公的に何かを保証するものでないことは全員が理解しており、それよりも包括飛行申請や陸上特殊無線技士についての議論が白熱しました。結論として、

  1. 陸上特殊無線技士は3級以上、受験費用が同じなので2級を目指すべき
  2. 包括飛行申請は今のうちに許可をもらうべき

1.は全員で来年2月の試験に向け活動。(不合格の人は焼肉をごちそう??)2.はすでに許可がおりている人がレクチャーなどを実施。

ドローンでメシは食べられるか?

全員が口を揃えて、「ドローンだけでは生活できない」。これがドローンの現状だと思います。だからこそ、あらゆる分野のパイロットが集結、結束をして、業界を切り開いていくべきだと誰もが胸に誓った瞬間でもありました。では、どうやって切り開いていくのか?

  1. 救助、救難などのネットワークを組織化
  2. 測定、観測作業を請け負い(建築系、調査系、計測系)
  3. イベントの促進(撮影イベント、レースイベント、教室イベント)

この場では話せない内容も含め、全員がどの項目も熱く語り合っておりました。

直近の活動

12月17日舞洲スポーツアイランドにてJAF公認のモータースポーツイベントが開催されますが、このイベントに小生が関係しているため、双方(モータースポーツ関係者、ドローン関係者)に無理を言って、合同の企画を計画中。双方ともに前向きで、このコラボレーションが成功すると、下火になっていたモータースポーツの推進剤にもなり、これからのドローン業界の着火剤にもなりうると感じております。

challenge2017panf.comp

イベントチラシのPDFはこちら

内容はまだまだ詰めないといけませんが、ドローンパイロットの皆さまも精力的に参加していただけそうなので、イベントまでにもう一度会う機会があればと考えております。(追記:12月中旬までにメンバーを増やして2回ほど開催)

  • 毎月定期的におとなの趣味として、モータースポーツやドローン操縦、空撮の教室を開けたら
  • 実体験をするとハマること間違いなしのジムカーナやドローンをもっと手軽に体験
  • 最終的にはレースカー対レースドローンのマッチレースを大体的に開催

などなど、個人的な妄想も膨らんでしまいました。

最後に

個人的に収穫しかなかったドローンパイロット交流会。秋はかなりの展示会や講習会、交流会に参加をしてきましたが、お世辞抜きにこれだけ熱意をぶつけ合っていた会合はありませんでした。それだけドローンが魅力的であり、これからの可能性をはらんだ業界だと痛感いたしました。題名の【シンギュラリティに向かって】にもあるように「シンギュラリティ:技術的特異点」を探るうえで、外せないのがやはり【ドローン】であることを再確認できた日でした。

こんな素晴らしい会合を呼びかけていただき、ワンズ株式会社高田代表には本当に感謝の言葉しかありません。これからも宜しくお願い致します。