ワイン試飲会【ピーロートジャパン】赤ワイン

ワイン試飲会【ピーロートジャパン】赤ワイン

ワイン試飲会【ピーロートジャパン】白ワインに引き続き、赤ワインの紹介をいたします。

赤ワイン:ワイン会リスト

Millaman Zinfandel Limited Resaerve 2016【チリ:マイポバレー、品種:ジンファンデル】

価格は2,667円(以下全て税込表示)、画像は奥のボトルです(撮り忘れました)

ジンファンデルはマイポ・ヴァレーで産まれる。伝統的なトレリスで栽培し、沖積土がベースの土壌は水はけが良く、葡萄の根が生長するのに適切な環境である。乾燥した夏と秋の優れた気候条件と、マイポ・ヴァレーの立地のおかげで、このイタリアの古風な葡萄はこのテロワールに適応し、その優れたポテンシャルを表現できている。上記全ての要素により、優れたアロマと、きれいなバランス、ソフトで熟成したタンニンを持つワインが造られた。

テイスティングノート

力強い赤色で、スミレ色を帯びる。複雑、芳香の強いノーズで、赤色の果実味はオークのアロマときれいに融和している。スパイシーなアロマを示す。優れた濃縮度とボリュームを持ち、柔らかでエレガント。きれいなバランスの酸味。長くフルーティな後味が残る。

相性の良い料理

赤肉、チーズ、アヒル肉、グリルしたチキンや七面鳥、肉をベースにしたサンドイッチと好相性

サーヴする温度

15℃

 

Toso Malbec Reserve 2015【アルゼンチン:メンドーサ、品種:マルベック】

がっしりとした赤ワインで、凝縮しており、噛み応えのある口当たりを示す。フルボディ、重層し、濃厚な風味。タイトに力強い味わい。非常に魅力的。今飲んでも、熟成させてもよい。(ジェームス・サックリング コメント引用)価格は3,898円

メンドーサ地方マイプ地区のバランカス、エスパリエ仕立て。ドリップ灌漑システムのように機能するフランクで石の多い土壌。ヘクタールあたり6.0トンもの量を手摘みで収穫。

醸造

この上質なワインはマイプ地区のバランカスの所有するエステートで生長した葡萄から造られる。この地区はメンドーサのワイン銘醸地の一つに数えられ、その気候と土壌でよく知られている。発酵前に48時間低温でマセラシオンを行う。15-20日間、ステンレススティールタンクで醸造し、マセラシオンを行う。マロラクティック発酵させた後、20%フレンチオークと80%アメリカンオークの新樽で12ヶ月間熟成させる。6ヶ月間ボトルに寝かせた後、リリースされる。

テクニカルデータ

アルコール度数:14.5%
酸度:3.09g/l
残糖:5.86g/l
pH:3.7
サーヴする温度:15ºC - 17ºC

話題性

オーパスワンのチームに在籍していたポールホッブス氏がコンサルタントしているワイナリーが手掛けるワインということで、一度は飲んでおきたい一本。

 

Barbera d’Asti Rive 2014【イタリア:ピエモンテ、品種:バルベーラ】

価格は4,984円

テイスティングノート

力強く深みのある背景が見えないほど濃いブラックルビー色をし、縁は若々しい紫色をしている。 若々しいノーズは、複雑で煙、甘草、モカ、オーク、スパイス、ペッパーの含みを示し、甘い熟したベリー類が伴い、繊細な猟鳥獣の肉のアクセントが複雑さを与えている。 ミディアムボディ、フレッシュで生き生きとしたワインであると同時に、エレガントで驚くほど柔らかい。きれいに造られており、魅力的で熟したレッドベリー類が支配的で、余韻の長い後味でバニラの含みを持つ。

相性の良い料理

牛ロースのステーキや焼肉(カルビ)、スペアリブ、ガーリックや黒こしょうが入っているチーズ等と

サーブする温度

16 -18℃

 

Sequoia Grove Napa Valley Red 2014【アメリカ:ナパヴァレー、品種:カベルネ・ソーヴィニヨン】

価格は7,585円

テイスティングノート

快活なブラックチェリーとブラックベリーの弾けるアロマは、シナモン、スパイス、ブラックペッパーの含みを伴う。まろやかでフルボディ、豊かなブラックベリーの味わいが広がり、ざらざらとした赤い果物の含みがする後味が残る。濃い赤色。ブラックベリーとモカの含みには、プラムとセージのニュアンスが感じられる。完璧にバランスがとれた風味は、深く、肉感的で、しなやかであり、エスプレッソやビータースイートチョコレートの含みがあり、ブラックチェリーの後味が残る。

収穫&ワイン醸造

このワインに使用された葡萄はナパ・ヴァレー全土の卓抜した畑で収穫された。各畑から、理想的な糖度である24.9から29.4brixに達した葡萄を収穫した。9月16日から10月14日までの4週間にわたって行われた。
手で選果された後に1-2日、低温浸漬し、区画ごとに細かく分けてそれぞれ発酵させ、一日に2-3回パンプオーバーを行った。樽でマロラクティック発酵させ、20ヶ月熟成させた後、ラッキングを行い、2015年の8月にボトル詰めされた。

アナリシスデータ

アルコール度数:14.8%
pH:3.81
葡萄品種:77%カベルネ・ソーヴィニヨン、9%カベルネ・フラン、8%メルロー、3%マルベック、2%プティ・ヴェルド、1%シラー
熟成:40%アメリカンオークの大樽で20ヶ月熟成

話題性

道路を挟んで隣にオーパスワンの畑もあり立地は最高のワイナリーということで、これも飲んでおきたい一本。

赤ワイン:ワイン会リスト外

Embocadero VINA EL AGUILA【スペイン :リベラ・デル・ドゥエロ、品種:テンプラニーニョ】左のボトル

La Forge【フランス : コルビエール・ブトナック、品種:シラー、カリニャン】右のボトル

価格は左5,173円、右7,570円

左のボトル

パーカー 91ポイント!

テイスティングノート

印象的な深みのある、背景が見えない程濃いブラックルビー色をし、縁は若々しい紫色をしている。甘く熟した果実の複雑で融和したノーズは、スモーキー、トースティー、オーク、スパイス、コーヒー、ベリー類の含みを示し、繊細なラズベリーのニュアンスを持つ。ミディアム~フルボディ、複雑で、豊かで熟した果実味の核を持ち、余韻の長い後味ではしっかりとし融和したタンニンによって支えられている。

サーブする温度

16 -18℃

相性の良い料理

肉、チーズ

右のボトル

「ラ・フォルジュ」と命名された、ミオセーヌ山脈の背後の個性豊かな場所にある畑の中でも、特別に選ばれた区画の葡萄からつくられるワインです。この区画は、コルビエール地区のブートナックのアペラシオンを持つ、ドメーヌ・ヴィルマジューの畑です。このワインは、2つの葡萄品種のブレンドから造られ、素晴らしいアロマの表現(シラー)と、たっぷりとした果実味(カリニャン)が感じられます。ヴィルマジューの葡萄畑は、ジェラール・ベルトラン家の歴史的な故郷であり、INAO(原産地呼称統制委員会)によって格付けされた、コルビーエル地区の1級格付け、ブートナックの筆頭です。

テイスティングノート

熟れたチェリーのような濃い色調と同様、凝縮した香りからトーストやクローヴ等のスパイスも感じられる。エレガントさと力強さを併せ持つ味わいには、心地よい甘やかさがあり、赤いフルーツの砂糖漬けの風味も現れる。柔らかなタンニンとスパイシーな余韻を持った偉大な赤ワイン。

相性の良い料理

デキャンタージュして18℃でサーヴして。ラム肉やグリルした肉や地中海風料理とともに。

白ワイン

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総評

普段から赤ワイン中心の生活のため、ついつい赤ワインの講評には力が入りました。さすがピーロートジャパンさんだけに、どれもおすすめのワインです。その中でも、リスト外でこっそり持ってきてくれた3本までしか購入できないLa Forgeは抜群の味わいでした。冷たくても良し、常温になっても良し、空けてすぐ飲むのも良し、一日置いてから飲むのも良し、少し値段が張るだけのことはありました。

試飲会は非常に楽しめるイベントですが、ついついワインをたくさん購入してしまうので、お財布には厳しいイベントとなりました。

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