VRテーマパーク第2弾【VR PARK TOKYO】

VRテーマパーク第2弾【VR PARK TOKYO】

前回の【VR ZONE SHINJUKU】に続き、今回はアドアーズが運営している【VR PARK TOKYO】をレポートいたします。全開に引き続き、グーグルストリートビュー画像を駆使してレビューいたします。

立地



ハチ公前から渋谷センター街に入り、井ノ頭通りを登っていくと右手に大きなゲームセンター【アドアーズ】が現れます。そこの4階が【VR PARK TOKYO】です。

入口

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情報源: 渋谷VR施設「VR PARK TOKYO」VRパークトーキョー|VRPARKTOKYO|VRTOKYO

4階に上がると、受付とチケット販売機が見えます。入替制のため、時間になるまで入口は閉じられており、時間まで並んで待つこととなります。当日並ぶよりも、上記情報源のリンクより事前予約をするのがベストです。若干の割引がある上に、予約を入れた時間での入場を約束されます。特に旅行などで渋谷にきて、この施設を楽しむ人は予約が必須だと思います。Japan VR Summit 2017その2で何度も言われていた「13歳未満はVR禁止」ということになっており、今後のVRテーマパークの肝になりそうです。せっかく家族で出掛けたのに、小学生の子供は体験できないと分かれば、最初から休日の予定から外されることが確定です。このあたりをみんなでなんとかしていければと思います。

アクティビティ

呪いのVR

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概要:見るだけでなく自分で恐怖を探し出す、最恐ホラー体験。部屋中に仕掛けられた恐怖のトラップにあなたは最後まで耐えられるか。

看板の奥の暗い部屋にて呪いの体験です。HTCVIVE(VRのハードウェア)を使った恐怖体験なんですが、二人の協力プレイが可能です。一人がものを触ったり、つかんだり、もう一人が懐中電灯でいろんなところを照らしながら進めていきます。なかなかのリアリティのある恐怖で、カップにはおすすめです。(距離を縮められると)

VR感 :★★★★
楽しさ :★★
興奮度 :★★★★
ハマり度:★★
総 合 :★★★

ジャングルバンジーVR

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概要:落下型VRアトラクション。ブランコ状のハーネスに吊るされた状態でワイヤーが上下し、上昇・落下体験を何度も楽しめます。

最初に承諾書に署名をさせられるところから始まります。この時点でただ事ではない雰囲気がムンムン。そして、拘束具を装着するときもなかなかの緊張感を伴いながら、ヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着します。アクティビティが始まると、まずはゴンドラが前に進んでいくのが体感で分かります。その後、すぐに激しい上下運動が始まり、最初に承諾書に署名した意味が理解できました。なかなかの浮遊感とVR感が襲ってきます。これぞVRという体験ができるので、怖がらずに体験してもらいたいアクティビティです。

VR感 :★★★★★
楽しさ :★★★★
興奮度 :★★★★
ハマり度:★★★
総 合 :★★★★

ICAROS

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概要:渋谷初!ゲームを楽しみながらフィットネス!体重移動で姿勢をうまくコントロールして、VR空間を飛び回ろう!

体重移動で姿勢をコントロールするのが、ひたすら苦痛でした。50歳手前のおじさんにはかなりきついアクティビティ。スマホを利用したVRを体験したことのある人はちょっと物足りないVR感。それとは逆に体力的にはかなりシビア。若くて運動神経が抜群な人向けでした。

VR感 :★★★
楽しさ :★★★
興奮度 :★★
ハマり度:★★
総 合 :★★

DIVE HARD VR

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概要:高所脱出型VRアトラクション。足がすくむ超高層ビルの上で、映画さながらのガンアクションを繰り広げる、ミッションクリア型ゲームです。

VR感が抜群で、高層ビルの上に立っていることを実感できます。それが恐怖感につながり、かなりの興奮度となります。特に細い板の上を歩く感覚は高所恐怖症の人には死ぬくらい怖いと思います。興奮を求められている人には一押しのアクティビティです。

VR感 :★★★★★
楽しさ :★★★
興奮度 :★★★★★
ハマり度:★★★
総 合 :★★★★

ハチャメチャスタジアムVR

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概要: リアルな”野球盤”VRアトラクション。誰もが一度は遊んだことがある、あの”野球盤”を最新のVR技術で再現。野球のルールは知らなくても楽しめる、対戦型ゲームです。

バットを持っている感覚、ピッチャーから飛んでくるボールの見え方、ヒッティングとかなりのリアリティを感じられます。リアリティだけでなく、消える魔球や分裂する魔球などもあってゲーム性も抜群です。二人対戦も可能ですので、野球好きはもちろん野球をあまり知らないカップルなどにもおすすめです。

VR感 :★★★★
楽しさ :★★★★★
興奮度 :★★★★
ハマり度:★★★
総 合 :★★★★

T3R

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概要:VRドライビングシミュレーター。忠実に再現された挙動やスピード感でドライブを楽しめるだけでなく、そのまま車から降りてリアルに再現された車や景色を楽しめる。

すべてのアクティビティの中で一番のおすすめがこれです。これだけリアルなドライビングシミュレーターは初めてです。楽しいレースゲームとしては【VR ZONE SHINJUKU】のマリオカートには負けますが、VRとしてはこのT3Rが圧倒的に勝ちです。普段からサーキットで車を走らせることが趣味というのを差し引いても、超おすすめアクティビティでした。

VR感 :★★★★★
楽しさ :★★★★★
興奮度 :★★★★★
ハマり度:★★★★★
総 合 :★★★★★

アクティビティ以外の施設

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さすがゲームセンターの覇者だけあって、利便性を重視した施設が充実しております。入場人数分くらいの無料ロッカーと無料ドリンクサーバーが完備されております。たったの二つの設備ですが、これがあることで手ぶらで遊べ、のどが渇けば無料でドリンクを飲めるので、本当に利用者のことを考えられてました。90分間、思う存分楽しめること、間違いなしです。

最後に

【VR ZONE SHINJUKU】VS【VR PARK TOKYO】

  • お手軽にVRを楽しめるのは【VR PARK TOKYO】
  • 世界観を大切にして、ハマり度抜群なのは【VR ZONE SHINJUKU】
  • コストパフォーマンスが高いのは【VR PARK TOKYO】
  • 細心のVR技術を体感できるのは【VR ZONE SHINJUKU】

立地として、渋谷VS新宿となるため、単純に渋谷か新宿のどちらに行くかで選択してもいいのでは?どちらも十二分にVRを楽しめ、チケット代以上の体験が待っております。平日であれば、午前と午後に分かれて二つの施設を体感することも可能だと思います。

ぜひとも、両施設を体験してもらいたいと思います。

今回撮影に使用した機材

キャノンEOS 9000D
リコー THETA V