ついに許可!全国包括飛行許可申請【無人航空機の飛行に係る許可・承認書】
足掛け二年、全国包括飛行申請が正式に大阪航空局(国土交通省航空局管轄)より許可されました。
概要
簡単な流れ
許可が下りるまでの詳細手順はまた後日アップするとして、
- 無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書を作成(様式1~3)
- 国土交通省航空局標準マニュアル2に沿った運用が可能かどうか確認
- 管轄の航空局窓口にメールにて申請書データを提出
- 整理番号をもらい、その番号にて審査・修正・再提出をメールにて実施(大きな問題が無ければ数回)
- メールにて航空局窓口から審査手続き完了のお知らせが到着後、申請書原書を簡易書留にて郵送
- 上記無人航空機の飛行に関する許可・承認書が後日到着
1、2は過去から飛行申請(特定の場所・時間)を実施していた人なら半日もかかりません。全くの初めての人でも回りに飛行申請許可を持っている人がいれば、すぐに作成できます。(誰でも作成できるよう、このブログでも紹介予定です)
3,4でのやり取りが約2週間くらいかかりました。整理番号はすぐに連絡がきますが、修正箇所の指摘や再提出などの連絡まで1週間以上かかります。よほど申請書が酷い内容でなければ、表現等の修正もしくは条件改正(私の場合は大垣市のイベントでドローン事故の直後ということもあり、イベントでの申請は包括では不可能となり、申請内容から催し場所での飛行を削除する指示が)だけの訂正で再提出できますので、すぐにメールにて再提出します。
再提出後は2,3日で審査手続き完了のメールが到着し、すぐに簡易書留で原書を郵送すると、3,4日で許可・承認書が郵送されてきます。
必要日時
私の場合、
11月28日:申請書メール送信
11月29日:整理番号メール受信
12月11日:修正メール受信
12月12日:訂正申請書メール送信
12月15日:審査手続き完了メール受信
12月19日:申請書原書郵送
12月23日:許可・承認書到着
約25日ほどかかりましたが、ゆっくりしたペースで作業した部分もあったので、キチンとした方が申請した場合はもう少し短縮できるのではと思います。スケジュール的に必要な日から約1ヵ月ほど余裕があれば全然問題ないと思います。
まとめ
リゾート系観光協会に対してアピール材料を作成する段取りが進んでいるため、年内にこの許可が取れたのは大きかったです。年始年末に飛行時間を稼いで、年明けには第二級陸上特殊無線技士を取得すれば、教育操作指導系に対しても大きく前進となりそうです。
良いことばかりではなく、イベント系の空撮が包括申請許可が下りなくなったため、今後のオートテストでの富裕層向け空撮サービスの経費増が懸念されますが、まずは2月25日のオートテストの正式オファー(大手ディーラー)を成功させることが第一歩になりそうです。(17日のモータースポーツイベントはそこそこの成功、というよりもこれを見てもらったことで2月25日のオファーに繋がったことを考えれば大成功)
まだまだ手探りの多いドローンビジネスですが、大きな第一歩が踏み出せた日となりました、クリスマスイブ前日が!
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